こくさい‐かかく【国債価格】
国債の市場価格。市場金利が上昇すると下落し、金利が下落すると上昇する。国債の価格が下落すると国債の流通利回り(長期金利)は上昇し、価格が上昇すると利回りは下落する。また、発行者である国の信用力が...
こく‐げつ【黒月】
古代インドの暦法で、満月後の16日から月末までの称。こくがつ。⇔白月(びゃくげつ)。「白月—のかはり行くを見て」〈平家・三〉
こくさい‐きんり【国債金利】
国債の表面利率、または流通利回りのこと。国債の表面利率は、発行時の市場の実勢に即して財務省が決定し、満期まで変わらない。流通利回りは、国債の購入価格(市場価格)によって変動する。→国債価格 [補...
こきん‐わた【古今綿】
江戸時代、延宝(1673〜1681)から宝永(1704〜1711)のころに流行した綿帽子の一。前額からほおにかけ、あごのところまで包む。頰包み。古今帽子。
こくがいざいさん‐ちょうしょせいど【国外財産調書制度】
その年の12月31日時点で5000万円を超える国外財産を保有する者に対し、翌年の3月15日までに、保有する国外財産の種類や数量、価額などを記載した国外財産調書の提出を義務づける制度。
こきんしゅうとおかがみ【古今集遠鏡】
古今集の注釈書。6巻。本居宣長(もとおりのりなが)著。寛政5年(1793)までに成立。同9年刊。当時の口語文で書かれている。
こくさい‐ほけんきそく【国際保健規則】
感染症などによる国際的な健康危機に対応するために世界保健機関(WHO)が定めた規則。「国際交通に与える影響を最小限に抑えつつ、疾病の国際的伝播を最大限防止すること」を目的とする。1951年に国際...
こきょう【故郷】
《原題、(ドイツ)Heimat》ズーダーマンの戯曲。1893年の作。主人公のマグダは、「人形の家」の主人公ノラと並び、19世紀末の「目覚めた女性」の象徴とされる。
魯迅の短編小説。1921年...
こ‐きょく【古曲】
1 新曲に対して古い曲。古い時代につくられた曲。古代の楽曲。 2 箏曲(そうきょく)で、八橋検校(やつはしけんぎょう)が貞享年間(1684〜1688)までに制定した表組・裏組の曲と「雲井弄斎」の...
ごき‐れき【五紀暦】
762年、中国唐の郭献之らが勅によって作成した太陰太陽暦。五紀1を記したもの。日本では天安元年(857)から貞観3年(861)まで用いられた。