げんえき‐せだい【現役世代】
年金に関する用語で、保険料を支払うことで公的年金制度を支えている、主に20歳から60歳までの世代のこと。
げん‐かい【限界】
物事の、これ以上あるいはこれより外には出られないというぎりぎりの範囲、境。限り。「広葉樹分布の北の—」「能力の—を知る」「体力の—に挑戦する」 [用法]限界・限度——「疲労が限界(限度)に達して...
けんけんろく【蹇蹇録】
外交記録。陸奥宗光著。明治28年(1895)成立。昭和4年(1929)刊。朝鮮半島南部で起こった甲午(こうご)農民戦争から日清戦争・下関条約・三国干渉に至るまでを、外相であった著者の立場から記述...
げんごにとってびとはなにか【言語にとって美とは何か】
吉本隆明による評論。古典から現代の作品まで、小説・戯曲・詩歌など多くの文学作品を引用しつつ言語表現について分析する。昭和36年(1961)から昭和40年(1965)にかけて「試行」誌に連載したも...
げんじゅうあんのき【幻住庵記】
江戸中期の俳文。松尾芭蕉作。元禄3年(1690)4月から7月まで、幻住庵に滞在したときの生活や感想を記したもの。同4年刊「猿蓑(さるみの)」に所収。
けん‐しゃ【懸車】
1 《退官のときに帝から贈られた車を、記念のため高く懸けて子孫に伝えたという「漢書」薛広徳(せつこうとく)伝の故事から》退官すること。 2 《「白虎通」致仕から》中国で定められた退官の年齢。70...
けん‐しゅん【険峻/嶮峻】
[名・形動]高くけわしいこと。また、そのさま。峻険。険阻。「山は—にして見上ぐるまでに高く」〈独歩・馬上の友〉
げんじ‐ほう【限時法】
有効期間の定められている法令。時限立法。時限法。⇔恒久法。→臨時法 [補説]一定の目的を一定の期間内に達成する必要がある場合に制定されるもので、法令中に有効期間が明記されている。期限が到来すると...
げんじものがたりひょうしゃく【源氏物語評釈】
源氏物語の注釈書。14巻13冊。萩原広道著。安政元年〜文久元年(1854〜61)刊。第8巻「花宴」までで中絶。旧説に検討を加え、独自の解釈を施したもの。
げんし‐ぶっきょう【原始仏教】
釈迦の在世時代から直弟子たちの時代までの仏教。各部派に分裂する以前の、初期の仏教。