まつわ・る【纏わる】
[動ラ五(四)] 1 からみつく。「足に着物のすそが—・る」 2 そばについていて離れない。つきまとう。「捨て猫が—・る」「彼の捨てぜりふがいつまでも脳裏に—・る」 3 付随する。関連する。「...
へい‐い【弊衣/敝衣】
破れてぼろぼろになった衣服。「—を身にまとう」
まとわ・す【纏わす】
[動サ五(四)] 1 まとうようにする。「からだに薄布を—・す」 2 絶えずそばを離れないでつきまとわせる。「この殿をば父(てて)ぞとて、むつまじう—・し奉り給ふ」〈宇津保・楼上上〉
ひょうけい‐かん【表慶館】
東京国立博物館内にある建造物。皇太子(大正天皇)成婚記念として、明治41年(1908)片山東熊(かたやまとうくま)の設計で完成。
まど・う【惑う】
[動ワ五(ハ四)]《上代は「まとう」》 1 どうしたらよいか判断に苦しむ。「さて何と言ったものやら、有繋(さすが)に—・ったのである」〈紅葉・多情多恨〉 2 道や方向がわからなくなる。まよう。「...
まわり‐どうろう【回り灯籠】
外枠に薄紙や布を張り、内側にいろいろな形を切り抜いた円筒を立て、中心にろうそくを立てた灯籠。ろうそくに火をともすと、その火気で円筒が回り、外枠に影絵が映って回転して見える。走馬灯(そうまとう)。...
ひつこ・い
[形][文]ひつこ・し[ク]「しつこい」の音変化。「—・くつきまとう」
ラップ【wrap】
[名](スル) 1 包むこと。巻くこと。衣服などをまとうこと。 2 「ラップフィルム」の略。「—でくるむ」「野菜を—する」
らん‐る【襤褸】
破れた衣服。ぼろぼろの衣服。また、ぼろきれ。ぼろ。つづれ。「—をまとう」
よろ・う【鎧う】
[動ワ五(ハ四)] 1 鎧(よろい)を着る。甲冑(かっちゅう)などをつけて武装する。「銀甲堅く—・えども」〈土井晩翠・星落秋風五丈原〉 2 身にまとう。別のもので表面をおおう。「職業的な媚笑いに...