まの‐の‐いりえ【真野の入江】
滋賀県大津市堅田町真野の、真野川が琵琶湖に注ぐ所にあった入り江。[歌枕]「鶉(うづら)鳴く—の浜風に尾花なみよる秋の夕暮」〈金葉・秋〉
まの‐の‐かやはら【真野の萱原】
福島県南相馬市鹿島地区の、真野川沿いの地。[歌枕]「陸奥(みちのく)の—遠けども面影にして見ゆといふものを」〈万・三九六〉
ま‐のび【間延び】
[名](スル)間があくこと。転じて、どことなく締まりのないこと。「—した動作」「—した話し方」
マノボグンダサンフローリス‐こくりつこうえん【マノボグンダサンフローリス国立公園】
《Manovo-Gounda St. Floris National Park》中央アフリカ共和国北部にある国立公園。アウク川に沿った草原地帯、サバンナ地帯、ボンゴ山地の山岳地帯からなり、多くの...
ま‐の‐まえ【眼の前】
めのまえ。がんぜん。「げに—に、ゆゆしきさまにて死なんを見んよりは」〈宇治拾遺・一〇〉
マノメーター【manometer】
管や容器内の流体の圧力を測定する器具。圧力計。
まのやま【魔の山】
《原題、(ドイツ)Der Zauberberg》トマス=マンの長編小説。1924年刊。青年ハンス=カストルプが、スイスのサナトリウムで7年間の療養生活を送る間にさまざまな思想や性格の持ち主と出会...
ま‐のろ・い【間鈍い】
[形][文]まのろ・し[ク]「まぬるい」に同じ。「鋸の音薪(まき)割る音など、総てが如何にも、又—・くおぼろかな色を帯んで聞える」〈左千夫・告げびと〉
マノン【Manon】
マスネーのオペラ。全5幕。1884年初演。プレボーの小説「マノン=レスコー」を題材とする。マスネの代表作の一。
マノン‐レスコー
《原題、(フランス)L'Histoire du chevalier des Grieux et de Manon Lescaut》プレボーの小説。1731年刊。「ある貴人の回想」の第7巻にあた...