みそ‐なおし【味噌直】
マメ科の小低木。山野に生え、高さ40〜90センチ。葉は3枚の長楕円形の小葉からなる複葉。8、9月に、白い小花を穂状につける。豆果は鉤(かぎ)状の毛があり、衣服につきやすい。茎葉を入れて味噌の味を...
むれ‐すずめ【群雀】
マメ科の落葉低木。多数の小枝を出し、葉は複葉。5月ごろ、黄色からのちに赤黄色に変わる蝶形の花が下向きに咲く。中国の原産で、日本には江戸時代に渡来。《季 春》
めど‐はぎ【蓍萩】
マメ科の多年草。野原に生え、高さ60〜90センチ。茎は直立し、多数の枝を出すが横に広がらない。葉は密に互生し、3枚の線形の小葉からなる複葉。8〜10月、紫色の筋のある白い小花をつけ、豆果は茶褐色...
むはいにゅう‐しゅし【無胚乳種子】
種子植物の種子で、胚乳が発生の初期にだけ生じ、成熟時には消滅するもの。養分は代わりに子葉に蓄える。ダイズなどのマメ科植物やクリなどにみられる。
むゆう‐じゅ【無憂樹】
マメ科の常緑高木。インドなどに産する。葉は羽状複葉で、若葉は紅色。4枚の萼(がく)が花びら状をし、黄から橙・赤色に変わる。摩耶夫人(まやぶにん)が藍毘尼園(らんびにおん)のこの樹下で釈迦を安産し...
みやま‐とべら【深山海桐花】
マメ科の常緑小低木。関東以西の深山に生え、高さ30〜60センチ。葉は3枚の小葉からなる羽状複葉。小葉は楕円形で厚く、つやがある。初夏、白い花を総状につける。実は黒紫色に熟し、中に種子が1個ある。
もの‐がたら・う【物語らふ】
[動ハ四]語り合う。「かのまめ男うち—・ひて帰り来て」〈伊勢・二〉
みたま‐の‐めし【御霊の飯】
御霊祭りの供え物。丸く握った飯または餅(もち)を12、3個供える所が多い。みたまめし。にだま。
みやぎの‐はぎ【宮城野萩】
マメ科の落葉低木。東北地方の山野に自生し、高さ約1.5メートル。枝先は垂れ、葉は楕円形の3枚の小葉からなる複葉。9月ごろ、紅紫色の蝶形の花が咲く。庭木にする。なつはぎ。
みやこ‐ぐさ【都草】
マメ科の多年草。山野に生え、茎は細くて地をややはい、葉は3枚の楕円形の小葉と2枚の托葉とからなる複葉。春から夏にかけ、黄色い蝶形の花を開く。豆果は熟すと裂けて小さい豆を飛ばす。こがねぐさ。きれん...