さら‐りん【娑羅林】
1 娑羅の木の茂った林。特に、釈迦の入滅した娑羅の林。しゃらりん。 2 今様(いまよう)の一種で、法文(ほうもん)の歌と同じく和讃(わさん)の曲節でうたうもの。しゃらりん。
くろだ‐ぶし【黒田節】
福岡県の民謡。もと、筑前(ちくぜん)黒田藩の武士たちが筑前今様(いまよう)を雅楽の越天楽(えてんらく)の旋律で歌った祝い歌。昭和初期から全国に広まる。
せい‐し【生死】
生きることと死ぬこと。生と死。いきしに。しょうじ。「—をともにする」「—の境をさまよう」「—不明」
し‐せん【死線】
1 生死の境。「—をさまよう」 2 捕虜収容所や牢獄(ろうごく)などの周囲に設けられた線。これを越えると逃走を企てたものとして銃殺される。
しい‐はあ
[副](スル)《「しーはー」「シーハー」とも書く》爪楊枝(つまようじ)などで歯の間をほじくるようす。また、その音。
くろ‐もじ【黒文字】
1 クスノキ科の落葉低木。山地に多く、樹皮は黒斑のある緑色、葉は楕円形で両端がとがる。雌雄異株。春、淡黄色の小花が多数咲く。材からようじを作る。《季 花=春》 2 《1の木で作るところから》茶道...
きゅう‐らく【及落】
及第と落第。合格と不合格。「—の分かれめをさまよう」
ぞう‐げい【雑芸】
1 古代に行われた雑多な芸能。特に、中国から伝来した散楽(さんがく)系統の曲芸・奇術。雑伎(ざつぎ)。ざつげい。 2 平安後期から鎌倉時代にかけて流行した歌謡の総称。催馬楽(さいばら)など古典的...
あぶ・れる【溢れる】
[動ラ下一][文]あぶ・る[ラ下二]《「あふれる」と同語源。余ってはみ出る意》 1 仕事にありつけなくなる。「雨で仕事に—・れた」 2 狩猟や釣りで、獲物がない状態になる。「今日は—・れて一匹も...
あこが・れる【憧れる/憬れる】
[動ラ下一][文]あこが・る[ラ下二]《「あくがる」の音変化》 1 理想とする物事や人物に強く心が引かれる。思い焦がれる。「名声に—・れる」「都会生活に—・れる」 2 気をもむ。気が気でなくなる...