みかど‐あげは【帝揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張7センチくらい。翅は黒色地に淡い青色ないし黄色の縦帯があり、その外方や内方にも斑点列がある。日本南部に分布し、高知市のものは特別天然記念物。幼虫はオガタマ...
みかど‐おがみ【御門拝み/朝拝み】
「朝賀(ちょうが)」に同じ。「五年の春正月(むつき)の壬午(みづのえうま)の朔(ついたちのひ)に—す」〈孝徳紀〉
みかど‐きじ【帝雉】
キジ科の鳥。雄は尾が長く、全長約90センチで、全体に青紫色。雌は褐色。台湾の森林にのみ分布し、20世紀に入って発見された。
みかどのしょうぞう【ミカドの肖像】
猪瀬直樹の著作。西武鉄道グループの繁栄についてまとめたルポルタージュ。昭和61年(1986)刊行。昭和62年(1987)、第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
みかど‐の‐つかさ【闈司】
「いし(闈司)」に同じ。
みかど‐まいり【御門参り/朝参り】
朝廷に参ること。参内。参朝。「群卿(まへつきみたち)及び百寮(つかさ)、—することすでにおこたれり」〈舒明紀〉
みかど‐まつり【御門祭】
上代、皇居の門に入ってくる邪神を払うために、毎年6月・12月に行われた祭事。
みかど‐もり【御門守】
皇居の御門を守ること。また、その兵士。みかきもり。「—、寒げなるけはひ」〈源・朝顔〉
み‐か・ねる【見兼ねる】
[動ナ下一][文]みか・ぬ[ナ下二] 1 平気で見ていることができない。「見るに—・ねる」「—・ねて忠告する」 2 見ることができない。「家見れど家も—・ねて」〈万・一七四〇〉
みかのはら【瓶原】
京都府南部、木津川市加茂町の地名。木津川の北岸に位置し、元明天皇の離宮、聖武天皇の恭仁(くに)京が置かれた地。「甕原」「三日原」などとも書いた。