こころ・える【心得る】
[動ア下一][文]こころ・う[ア下二] 1 物事の事情や意味するところをよく理解する。のみこむ。わきまえる。「扱いを—・えている」 2 事情をよく理解したうえで引き受ける。承知する。「—・えまし...
こと【異】
[名] 1 別のもの。他のもの。「下の十巻を、明日にならば、—をぞ見給ひ合はするとて」〈枕・二三〉 2 名詞の上に付いて複合語を作り、別の、他の、などの意を表す。「—どころ(異所)」「—ひと(...
こ‐きゅう【呼吸】
[名](スル) 1 息を吸ったり吐いたりすること。「—を整える」「荒々しく—する」 2 共に動作をするときの互いの調子。息。「二人の—が合う」「阿吽(あうん)の—」 3 物事をうまく行う微妙な調...
しょうぎょう‐けいご【商業敬語】
飲食店・サービス業などの従業員の使う過剰な、また、誤った敬語表現。バイト敬語。ファミリーレストランやコンビニエンスストアに多いことから、ファミコン敬語ともいう。 [補説]「ご利用していただけます...
しょう‐しょ【詔書】
1 天皇が発する公文書。日本国憲法下では、国会の召集、衆議院の解散、総選挙の施行の公示など、天皇の国事行為の形式として用いられている。 2 律令制で、天皇の詔(みことのり)を記した文書。改元など...
ここ‐に【此処に/是に/爰に/茲に】
[副]ある時点・場所をさす。この時にあたり。この所で。「これを—賞する」「本日、—百周年記念式典を催すにあたりまして」
[接] 1 新しい話題に転換するときに用いる。さて。そこで。「—火遠理...
こころえ‐ちがい【心得違い】
1 思い違い。誤解。「早のみこみで—をしていた」 2 道理や人の道に外れた考え方や行い。まちがった考え。「—を戒める」「謝れば済むと思ったら、とんだ—だ」
こころ‐あやまり【心誤り】
1 思い違い。考え違い。心得違い。「—やしたりけむ、親王(みこ)たちのつかひ給ひける人をあひ言へりけり」〈伊勢・一〇三〉 2 正常な心を失うこと。乱心。「時々—して、人に疎まれぬべきことなむうち...
さわ【多】
[形動ナリ]多いさま。たくさん。「草深みこほろぎ—に鳴くやどの」〈万・二二七一〉
事(こと)しもあれ
事もあろうに。よりによって。「—、威儀の親王(みこ)をさへせさせ給へりしよ」〈大鏡・師輔〉