みち‐づれ【道連れ】
1 連れ立って行くこと。同行。また、その人。同行者。「よい—ができる」「旅は—世は情け」 2 一緒に行動させること。同じ道をとらせること。「子を—に心中する」
みち‐てんごう【道てんがう】
道の途中でのいたずら。みちくさ。「道すがら千代様に行き合うて連れだってくる—」〈浄・手習鑑〉
みち‐とおり【道通り】
道を通ること。また、その人。「—が左近殿を、太夫買ひと言うたげな」〈浄・阿波鳴渡〉
道(みち)閉(と)・ず
行き来ができなくなる。「すべて—・ぢて、政(まつりごと)も絶えてなむ侍る」〈源・明石〉
みち‐とせ【三千歳/三千年】
1 三千年(さんぜんねん)。きわめて長い年月。 2 「三千歳(みちとせ)の桃」の略。
みちとせ【三千歳】
歌舞伎舞踊。清元。本名題「忍逢春雪解(しのびあうはるのゆきどけ)」。河竹黙阿弥作詞、2世清元梅吉(清元お葉とも)作曲。明治14年(1881)東京新富座上演の「天衣紛上野初花(くもにまごううえのの...
みちとせ‐の‐もも【三千歳の桃/三千年の桃】
漢の武帝が西王母(せいおうぼ)からもらったという、三千年に一度花が咲いて実を結ぶという不老長寿の桃。非常に珍しく、まためでたいもののたとえにもいう。西王母が桃。
みち‐どめ【道止め】
道路の往来をとめること。往来止め。通行止め。
みち‐なか【道中】
1 目的地へ行く経路の中途。途中。「—で引き返す」 2 道路のまん中。路上。
道(みち)無(な)き道(みち)
1 人が通れそうな道がまったくない所。 2 (比喩的に)未開の分野・領域などのこと。また、それに挑むこと。「—を突き進む」