みち‐の‐べ【道の辺】
道のほとり。道ばた。みちべ。
みち‐の‐ほど【道の程】
1 道の距離。里程。「—遠くて」〈源・初音〉 2 道の途中。道中。「—も四方(よも)の浦々見渡し給ひて」〈源・明石〉
みち‐の‐もの【道の者】
1 一芸をきわめた者。その道の達人。「—の曲舞(くせまひ)音曲などのやうにはあるまじきなり」〈能作書〉 2 室町時代以前、道中の宿駅にいた遊女。また転じて、遊女。「—は子を産まず」〈浮・身持談義〉
みち‐のり【道程】
ある地点から他の地点までの道の長さ。目的地までの道路の距離。どうてい。「駅まで五キロの—」「かなりの—がある」
みち‐はか【道果/道捗】
道を行くはかどりぐあい。「—がいく」
道(みち)は小成(しょうせい)に隠(かく)れ言(げん)は栄華(えいが)に隠(かく)る
《「荘子」斉物論から》生かじりの知識を振り回すから道の真理が隠れてわからなくなり、むやみに言葉を飾りたてるからその論旨が紛らわしくなる。
みち‐はずれ【道外れ】
[名・形動] 1 道筋からはずれること。また、その場所。 2 物事の道理にはずれること。また、そのさま。「—な(の)ふるまい」
みち‐ばた【道端】
道路の端のあたり。道路のほとり。路傍。「—に車を止める」
みち‐ひ【満(ち)干】
海水の満ちることと干ること。満潮と干潮。干満(かんまん)。満ち引き。「潮の—の差が大きい」
みち‐ひき【満(ち)引き】
「満ち干(ひ)」に同じ。