み‐つ・く【見付く】
[動カ四]見慣れる。見てなじむ。「さまかたちのめでたきを—・きなば、さりともおろかになどは、よも思ふ人あらじ」〈源・東屋〉 [動カ下二]「みつける」の文語形。
み‐つく・す【見尽(く)す】
[動サ五(四)]全部に目を通す。最後まで見終わる。「一日かけて—・す」
みつ‐くち【三つ口】
口唇裂(こうしんれつ)の俗称。兎唇(としん)。
みつくち‐フラスコ【三口フラスコ】
容器内で攪拌(かくはん)や温度計測など各種操作を並行して行うために、三つの口が設けられたフラスコ。ふつう中央の主管が太く、二本の側管は細い。口の部分に摺り合わせが施されているものが多い。
みつくり【箕作】
姓氏の一。 [補説]「箕作」姓の人物箕作佳吉(みつくりかきち)箕作元八(みつくりげんぱち)箕作阮甫(みつくりげんぽ)箕作麟祥(みつくりりんしょう)
みつくり‐ざめ【箕作鮫】
ミツクリザメ科の海水魚。全長約3〜5メートル。平たく長い吻(ふん)をもつ。世界各地の深海に分布するとみられるが、生態には不明な点が多い。名は箕作佳吉に由来。
み‐つくろい【見繕い】
適当に選んでととのえること。「—の肴(さかな)」
み‐つくろ・う【見繕う】
[動ワ五(ハ四)] 1 適当に選んでととのえる。「あり合わせの中から一つ二つ—・って出す」 2 よく見て判断する。見定める。見はからう。「あへて敵の体(てい)をも—・はざりける処に」〈古活字本平...
みつ‐くわがた【三つ鍬形】
1 兜(かぶと)の前立物(まえだてもの)の一。鍬形の中央に剣の形を立てたもの。 2 紋所の名。鍬形を三つ組み合わせたもの。