み‐つ・ぐ【貢ぐ】
[動ガ五(四)]《「見継ぐ」と同語源》 1 金や物を与えて助ける。金品を差し出して生活の面倒をみる。「愛人に—・ぐ」 2 君主や支配者に金品を献上する。「領主に—・ぐ」 [可能]みつげる
み‐つ・ぐ【見継ぐ】
[動ガ四] 1 絶え間なく見つづける。見守る。「人さへや—・がずあらむ彦星の妻呼ぶ舟の近付き行くを」〈万・二〇七五〉 2 世話をする。「死に残りたらば、—・ぎ奉れ」〈曽我・二〉 3 助勢する。援...
みつぐおんな【貢ぐ女】
山口洋子の短編小説。昭和58年(1983)「オール読物」誌に発表。第89回直木賞の候補作となる。昭和60年(1985)刊行の小説集「演歌の虫」に収録。
みつ‐ぐそく【三つ具足】
仏具のうち、仏前を飾る香炉・燭台(しょくだい)・花瓶(けびょう)の3種。ひとそろいとする。
みつ‐くち【三つ口】
口唇裂(こうしんれつ)の俗称。兎唇(としん)。
みつ‐ぐみ【三つ組(み)】
1 三つで一組みになっていること。また、そのもの。「—の布団」 2 「三つ編み」に同じ。
みつぐり‐の【三つ栗の】
[枕]いがの中にある三つの栗の実の中央のものの意から、「なか」にかかる。「—那賀(なか)に向かへる曝井(さらしゐ)の」〈万・一七四五〉