みつ‐みつ【密密】
[名・形動ナリ] 1 きわめて秘密なこと。また、そのさま。内々(ないない)。「今日—祝言あり」〈浄・反魂香〉 2 配慮がこまやかであるさま。「工夫綿綿—にして発明せりと」〈三国伝記〉
みつ‐みつし
[枕]氏族名の「久米(くめ)」にかかる。「—久米の子らが」〈記・中・歌謡〉 [補説]「御稜威(みいつ)」を重ねて形容詞化した語で、威勢がよい、勇猛であるの意から武をつかさどる家の久米氏をほめたた...
みつみね‐さん【三峰山】
埼玉県南西部、秩父山地の山。本来は標高1329メートルの妙法ヶ岳、1921メートルの白岩山、2017メートルの雲取山の総称だが、現在は三峯神社のある辺り、あるいは妙法ヶ岳をいう。
みつみね‐じんじゃ【三峯神社】
埼玉県秩父市にある神社。主祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)。大口真神(おおくちのまがみ)(狼)の神符は盗難除(よ)け・火除けとして有名。
みつ‐め【三つ目】
1 目が三つあること。また、そのもの。 2 婚礼・誕生から3日目にあたること。また、その祝い。三つ目の祝い。 3 穴が三つあること。また、そのもの。「—のかぶら矢鳴りやむ事なく」〈盛衰記・一三〉
みつめ‐ぎり【三つ目錐】
刃が細長い三角錐(すい)の形をした錐。
みつめ‐こぞう【三つ目小僧】
目が三つあるという化け物。
みつめ‐どおり【三ツ目通り】
東京都江東区辰巳から墨田区向島までの道路の呼び名。木場・吾妻橋を経て、言問橋までを南北に走る。
み‐つ・める【見詰める】
[動マ下一][文]みつ・む[マ下二]対象から目をそらさずにじっと見つづける。凝視する。「顔をじっと—・める」「現実を—・める」
みつ‐もの【三つ物】
1 武具で、鎧(よろい)の胴・袖・兜(かぶと)の称。 2 騎射で、流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)・犬追物(いぬおうもの)の称。後世、流鏑馬の代わりに歩射(ぶしゃ)を加えた。 3 連歌・俳諧...