み‐ず‐ち【蛟/虬/虯/螭】
《古くは「みつち」。「み」は水、「つ」は「の」、「ち」は霊の意》想像上の動物。蛇に似て長く、角と4本の足がある。水中にすみ、毒気を吐いて人を害するという。
みずは【罔象】
《古くは「みつは」》水の神。水の精霊。「水神—の女(め)を生む」〈神代紀・上〉
み‐つ【三つ】
1 数の名。二つの次、四つの前の数。さん。みっつ。 2 3歳。 3 ㋐物の順序で、3番目。 ㋑昔の時刻で、一刻を四等分した第三。「丑—」
みつ【密】
[名・形動] 1 すきまがないこと。ぎっしりと詰まっていること。また、そのさま。「人口が—だ」「網の目を—にする」⇔疎(そ)。 2 関係が深いこと。親しいこと。また、そのさま。「—な間柄」「連絡...
みつ【密】
[音]ミツ(呉) [訓]ひそか みそか [学習漢字]6年 1 閉ざされて内部がわからない。人に知られない。ひそか。「密会・密教・密航・密告・密使・密室・密約・密輸/隠密(おんみつ)・機密・枢密・...
みつ【密】
1〔多く集まっていること〕この国は人口が密であるThis country is densely populated.2〔秘密〕はかりごとは密なるをよしとすSecrecy is the very ...
みつ【蜜】
〔蜂蜜〕honey;〔糖蜜〕 《米》 syrup,《英》 treacle;〔花の蜜〕nectar;〔植物や昆虫が出す蜜〕honeydew蜜を集めるcollect honey蜂が花から花へ蜜を吸っ...
みつあみ【三つ編み】
三つ編みの紐a braided cord髪を三つ編みにする[している]「braid one's hair [wear one's hair in braids]三つ編みにした髪a braid
みつうん【密雲】
密雲が空を覆っていたThe sky was covered with dense clouds./It was heavily overcast.
みつおり【三つ折り】
三つ折りの three-fold紙を三つ折りにするfold paper into three layers
みつくろう【見繕う】
[共通する意味] ★適当と思われる物を選ぶ。[英] to choose at one's own discretion[使い方]〔見計らう〕(ワ五)▽料理の材料を見計らって買い物をする▽仕事の合...
みつける【見つける】
[共通する意味] ★探していたもの、見えなくなっていたものを見つけ出す。[英] to find out; to discover[使い方]〔見つける〕(カ下一)▽やっと北極星を見つけた〔発見〕ス...
みつご【密語】
[共通する意味] ★ひそひそ話すこと。[英] private talk[使い方]〔私語〕スル▽教室で私語をかわしてはいけない▽私語を慎む〔耳語〕スル▽そっと耳語した▽片隅に呼んで耳語する〔密語〕...
みつじ【密事】
[共通する意味] ★人にもらさない事柄。[英] a secret[使い方]〔秘め事〕▽あの人への思いは秘め事にしておこう〔隠し事〕▽隠し事をしてはいけない〔密事〕▽密事に一役かった[使い分け]【...
みつばい【密売】
[共通する意味] ★商品の販売形態の種類。[使い方]〔専売〕スル▽専売の契約▽タバコの専売▽専売特許〔公売〕スル▽差し押さえ品の公売▽公売処分〔密売〕スル▽麻薬の密売▽盗品を密売する〔量販〕スル...
みつい‐しんな【三井親和】
[1700〜1782]江戸中期の書家。信濃または江戸の人という。細井広沢に師事。篆書(てんしょ)をよくし、寺社の額などで人気を博した。また、弓馬にもすぐれた。→親和染
みつい‐たかとし【三井高利】
[1622〜1694]江戸前期の商人。伊勢の人。通称、八郎兵衛。江戸に越後屋の屋号で呉服店を開業し、現金掛値なしの新商法を始めた。また、両替店を開き、幕府の公金為替を引き受けるなどして急速に繁栄...
みつおか‐あきら【光岡明】
[1932〜2004]小説家。熊本の生まれ。新聞社に勤務するかたわら執筆活動を行う。ルポルタージュを思わせる手法で、戦時中の人間心理や日常生活に潜むあやうさを描いて評価された。「機雷」で直木賞受...
ミツキェビッチ【Adam Mickiewicz】
[1798〜1855]ポーランドのロマン派の代表的詩人。独立運動に参加、多数の愛国詩を書いた。長編叙事詩「パン‐タデウシュ」など。ミツキェービチ。
みつくり‐かきち【箕作佳吉】
[1858〜1909]動物学者。江戸の生まれ。阮甫の孫。欧米で動物学を学び、帰国後に東京帝大で日本人初の動物学教授となる。三浦半島の三崎に日本初の臨海実験所を設立。カメやナマコの研究で知られる。