みょうけん‐じ【妙顕寺】
京都市上京区にある日蓮宗四大本山の一。山号は、具足山。元亨元年(1321)日像が創建。京都における日蓮宗最初の道場で、しばしば叡山に迫害された。
みょうけん‐ぼさつ【妙見菩薩】
北極星を神格化した菩薩。国土を守り、災難を除き、長寿をもたらすとされる。日本では、眼病平癒・安産・良縁のためにこの菩薩を本尊として行う修法があり、密教ならびに日蓮宗で祭祀。北辰(ほくしん)菩薩。
みょう‐げん【明眼】
仏語。物事の真実を明らかに見通せる心の眼。
みょうげん‐じ【妙源寺】
愛知県岡崎市にある真宗高田派の寺。山号は、桑子山。正嘉2年(1258)親鸞(しんらん)の弟子の領主安藤信平が開創、明眼寺と称した。のち、徳川家康の保護を受け、妙源寺と改めた。
みょう‐こう【妙工】
すぐれた細工。また、すぐれた腕の職人。「—の手になる仏像」
みょうこう【妙高】
新潟県南西部にある市。南部は妙高戸隠連山国立公園に指定され、温泉やスキー場が多数ある。平成17年(2005)4月、新井市に妙高高原町、妙高村を編入し市名を変更。人口3.5万(2010)。
みょうこう‐こうげん【妙高高原】
新潟県南西部、長野県境近くにある高原。妙高山の東斜面に広がり、標高は700〜1200メートル。赤倉・池ノ平・妙高などの温泉や、別荘地・スキー場がある。妙高戸隠連山国立公園に属する。
みょうこう‐ざん【妙高山】
新潟県南西部にある火山。妙高連峰の主峰で、標高2454メートル。東麓に池ノ平・赤倉などの温泉がある。越後富士。
みょうこう‐し【妙高市】
⇒妙高
みょうこう‐じ【妙興寺】
愛知県一宮市にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は、長島山。正平3=貞和4年(1348)滅宗宗興の創建。足利将軍家の祈願所、後光厳天皇の勅願寺として隆盛。