みつせ‐がわ【三つ瀬川】
三途(さんず)の川のこと。「—渡らぬ先にいかで猶(なほ)涙の水脈(みを)の泡と消えなむ」〈源・真木柱〉
みつ‐せん【蜜腺】
被子植物の、多量の糖を含む花蜜を分泌する腺。子房の基部など花の部分のほか、葉柄・托葉などにもみられる。蜜槽(みっそう)。
みつ‐そう【蜜槽】
「蜜腺(みっせん)」に同じ。
みつ‐ぞう【密造】
[名](スル)法を犯してこっそりつくること。「拳銃を—する」「—酒」
みつ‐ぞう【密蔵】
1 ひそかにしまっておくこと。また、そのもの。秘蔵。 2 密教の経典。
みつぞう‐いん【密蔵院】
愛知県春日井市にある天台宗の寺。山号は、医王山。寺号は、薬師寺。開創は、嘉暦3年(1328)。開山は、慈妙。栄西を祖とする葉上流の伝法灌頂道場、篠木談義所として尾張国天台宗の中心寺院であった。
みつ‐ぞろい【三つ揃い】
三つで一組になっているもの。特に、上着・チョッキ・ズボンの三つがそろっている背広。スリーピース。
みつ‐たて【三立】
矢羽の矧(は)ぎ方の一。矢羽を簳(やがら)の三方につけること。通常の征矢(そや)に用いる。
みつ‐だ【密陀】
「密陀僧(みつだそう)」の略。
みつだ‐え【密陀絵】
奈良時代に中国から伝来し、平安初期まで盛行した絵画の技法。また、その絵。 1 密陀の油で顔料を練って描いた一種の油絵。玉虫厨子(たまむしのずし)の絵などにみられる。油画(ゆが)。 2 膠(にかわ...