み‐な‐かみ【水神】
《「な」は「の」の意の格助詞》水をつかさどる神。すいじん。「—に祈るかひなく涙川うきても人をよそに見るかな」〈後撰・恋一〉
みなかみ【水上】
姓氏の一。 [補説]「水上」姓の人物水上滝太郎(みなかみたきたろう)水上勉(みなかみつとむ)
みなかみ‐おんせん【水上温泉】
群馬県のみなかみ町にある温泉。利根川渓谷に沿う。泉質は単純温泉・硫酸塩泉。
み‐なが・す【見流す】
[動サ五(四)]見てそのままに捨てておく。見過ごす。「よく名も聞かぬものの品は、—・していくうちに」〈横光・家族会議〉
みな‐が‐みな【皆が皆】
[連語]残らず全部。すべて。「—反対した」「—悪いというわけでもない」
みな‐がら【皆がら】
[副]残らず。全部。そっくり。「紫のひともとゆゑに武蔵野の草は—あはれとぞ見る」〈古今・雑上〉
み‐ながら【身乍ら】
[副]われながら。「心弱さもいかなるべしとも—おぼえねば」〈右京大夫集・詞書〉
みながわ【皆川】
姓氏の一。 [補説]「皆川」姓の人物皆川淇園(みながわきえん)皆川博子(みながわひろこ)皆川睦雄(みながわむつお)
みながわ‐むつお【皆川睦雄】
[1935〜2005]プロ野球選手。山形の生まれ。昭和29年(1954)、南海(福岡ソフトバンクの前身)に入団。サイドスローから繰り出すスライダーを武器に活躍した。昭和43年(1968)には31...
みなぎら◦う【漲らふ】
[連語]《動詞「みなぎ(漲)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》水が満ちあふれている。「山のまの雪は消(け)ざるを—◦ふ川のそひには萌えにけるかも」〈万・一八四九〉