み‐か・える【見変える/見替える】
[動ア下一][文]みか・ふ[ハ下二] 1 あるものを捨てて、他のものに心を移す。「小花さんを私に—・えるという筈はなけれど」〈鴎外・そめちがへ〉 2 別の物のように見る。「とりとりに姿を—・へぬ...
み‐かき【御垣】
宮中や神社などの周囲の垣。「同じ—の内ながら変れること多くかなし」〈源・賢木〉
みかき‐が‐はら【御垣が原】
1 宮中や貴人の邸宅の築垣あたりの野原。また、宮中や貴人の邸宅の庭。「風いと涼しく吹きて、—おもしろく侍りしかば」〈弁内侍日記〉 2 吉野離宮に属する原。「霞(かすみ)たち雪も消えぬやみ吉野の—...
みがき‐にしん【身欠き鰊】
《「みかきにしん」とも》ニシンをえら・内臓などを取り去って三枚におろし、中骨を落として素干しにしたもの。古くは腹側部分も切り落とし、背肉だけを用いた。欠き割り。身欠き。《季 夏》
みかきのしたくさ【御垣の下草】
税所敦子による歌集。明治21年(1888)刊。美かきの志たくさ。
みかき‐もり【御垣守】
宮中の諸門を警固する人。衛士(えじ)。「とのへもる身の—」〈古今・雑体〉
み‐かぎり【見限り】
見限ること。少しも顔を見せなくなること。多く「おみかぎり」の形で用いる。「代替わりしてもあの店を—にはできない」
み‐かぎ・る【見限る】
[動ラ五(四)]見込みがないとしてあきらめる。見切りをつける。「会社を—・る」「医者にも—・られる」
み‐かく【味覚】
味を感じる感覚。唾液(だえき)に溶けた化学物質が主に舌を刺激することによって起こり、甘さ・酸っぱさ・塩辛さ・苦さを感じ取る。「—をそそる」「—の秋」 [補説]近年、甘味、酸味、塩味、苦味と並んで...
みかく‐きかん【味覚器官】
水に溶けた化学物質の刺激を感知する器官。脊椎動物では口の中、特に舌に分布する味蕾(みらい)で、魚では体表などにもある。昆虫では口器のほか触角・肢端などにある。味覚器。味官。