みかわ‐もめん【三河木綿】
愛知県三河地方で産する、地厚でじょうぶな小幅白木綿。帯芯・印半纏(しるしばんてん)・のれんなどに用いる。
みかわ‐や【三河屋】
歌舞伎俳優の市川団蔵、およびその一門の屋号。
みかわや‐うど【御厠人】
《「みかわやびと」の音変化》宮中で、便所の清掃に従事した下級の女官。かわやびと。
みかわ‐わん【三河湾】
愛知県南部の湾。渥美半島と知多半島とに囲まれ、渥美湾・知多湾に分かれる。ノリ・アサリの養殖が行われる。
みかわわん‐こくていこうえん【三河湾国定公園】
愛知県南部、三河湾岸と渥美・知多両半島、および湾内の佐久島・日間賀(ひまか)島などの島からなる国定公園。
み‐かん【未刊】
書物や雑誌などがまだ刊行されていないこと。⇔既刊。
み‐かん【未完】
まだ完全にはでき上がっていないこと。未完成。未完了。「—の大器」「—の小説」
み‐かん【味官】
味覚をつかさどる器官。
み‐かん【蜜柑】
1 ミカン科ミカン属の常緑小高木。また、その実。暖地に産し、葉は長楕円形。初夏、白色の小さな5弁花をつけ、黄橙色の実を結ぶ。果樹として広く栽培され、ウンシュウミカン・キシュウミカンなど多くの品種...
みかん【蜜柑】
芥川竜之介の短編小説。横須賀発の上り列車の二等客車の中の出来事を描く。大正8年(1919)5月、雑誌「新潮」に発表。当初は「私の出遇った事」の総題で発表された2編の小説のうちの1作で、のちに独立...