むくみ【浮腫】
むくむこと。また、むくんだもの。ふしゅ。「全身に—がくる」
むく・む【浮腫む】
[動マ五(四)]体組織に余分な組織液がたまり、からだの全体、または一部分がはれたようになる。「顔が—・む」
むく‐むく
[副](スル) 1 雲・煙・泡などが重なり合ってわき出るさま。「黒雲が—(と)出てくる」 2 感情や考えが急に起こるさま。「好奇心が—(と)頭をもたげる」 3 横たわっているものがうごめくさま。...
むくむく・し
[形シク]非常に恐ろしい。たいそう気味が悪い。「聞くに、いと—・しくをかし」〈更級〉
むく‐め・く【蠢く】
[動カ四]虫などがむくむくと動く。また、虫のようにうごめく。「蓑虫のやうにてや—・き参らむ」〈宇津保・楼上上〉
むく・ゆ【報ゆ/酬ゆ】
[動ヤ上二]「むくいる」の文語形。
む‐くゆう【無功用】
仏語。自然のままにあり、身・口・意の動作に意志的造作を加えないこと。
むくり
めくれて反ること。特に、建築で、上に向かって凸型にふくらんでいること。
むくり
[副]「むっくり2」に同じ。「—(と)身を起こす」
むくり‐こくり【蒙古高句麗】
《蒙古来襲(元寇(げんこう))のとき、「蒙古(むくり)・高句麗(こくり)の鬼が来る」と言って恐れ、泣く子を黙らせるのに用いたところから》 1 鬼。また、恐ろしいもののたとえ。「娘を持ったお方は御...