むね‐がわら【棟瓦】
「むながわら」に同じ。
胸(むね)が悪(わる)・い
1 吐きけがする。 2 むかむかするほど腹立たしい。「思い出すだけでも—・くなる」
むね‐き【胸気】
[名・形動]他人の言動が気にさわること。また、そのさま。不愉快。「余り—な事を云われるとぐうっと癪に触って」〈魯庵・くれの廿八日〉
むね‐きゅん【胸きゅん】
[名・形動](スル)胸がきゅんとなる(する)ことをいう俗語。「初恋の—な思い出」→きゅんと
むねきよ【宗清】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「恩愛瞔関守(おんないひとめのせきもり)」。奈河本助作詞、3世岸沢式佐作曲。文政11年(1828)江戸市村座初演。木幡の関の関守弥平兵衛宗清は、常盤御前が清...
むね‐くそ【胸糞】
「むなくそ」に同じ。「そう云って葉子は—の悪いような顔付きをして見せた」〈有島・或る女〉
胸(むね)焦(こ)が・る
苦しみもだえて胸が熱くなるように感じる。「をりをり人やりならぬ—・るる夕べもあらむと」〈源・帚木〉
むね‐さんずん【胸三寸】
胸の中。また、心の中にある考え。
胸三寸(むねさんずん)に納(おさ)・める
心の中にしまい込んで、顔にも言葉にも出さないでいる。胸三寸に畳む。「何もかも—・めておく」
むね‐ざんよう【胸算用】
[名](スル)《「むねさんよう」とも》「むなざんよう」に同じ。