きょう‐き【驚起】
[名](スル)おどろいて起きること。「警鐘の声のみを以て、充分に彼等を—せしむる能わざるを憂いしが」〈竜渓・経国美談〉
きょう‐とう【競闘】
[名](スル)きそいたたかうこと。「児女子をして偉丈夫と—せしむるが如くならん」〈津田真道・明六雑誌五〉
きょう‐ふ【怯夫】
臆病者。懦夫(だふ)。「—をして気勢を激発せしむる事なり」〈中村訳・西国立志編〉
きる【着る/著る】
[動カ上一][文][カ上一] 1 衣類などを身につける。からだ全体または上半身にまといつける。着用する。「着物をきる」「上着をきる」 2 物事を自分の身に引き受ける。 ㋐(「…をきる」の形で)身...
きん‐てん【均霑】
[名](スル)《「霑」は、うるおう意》平等に恩恵や利益を受けること。「国民一般に利益を—せしむる為でなく」〈魯庵・社会百面相〉
キーロフスク【Kirovsk/Кировск】
ロシア連邦北西部、ムルマンスク州の都市。コラ半島南部のヒビニ山脈南麓に位置する。1920年代に燐灰石(りんかいせき)の鉱床が発見され、以降、鉱業都市として発展。名称は革命家セルゲイ=キーロフにち...
クイリヌス【Quirinus】
ローマ神話の神。ユピテル・マルスとともにローマ国家の三主神とされ、ローマの建設者ロムルスと同一視される。
く‐さん【苦惨】
苦しくみじめなこと。「焔柱を抱くの—を快とせしむる事あり」〈透谷・罪と罰〉
くだり‐ぶね【下り船】
1 川を下っていく船。 2 江戸時代、上方(かみがた)から地方へ行く船。「—の船頭宿願して、順風をこふ」〈咄・醒睡笑・六〉 3 伏見から大坂へ下る乗り合いの三十石船。「伏見の京橋に至りけるに、…...
くねくね・し
[形シク]ねじれ曲がっている。また、性格がひねくれている。「—・しく怨(うら)むる人の心破らじ」〈源・紅葉賀〉