めい‐ぶつ【名物】
1 その土地で名高い産物。名産。 2 その土地や社会で、特有な物事や評判になっている人。「ロンドン—の霧」「—教師」 3 茶道具類で、美術的、歴史的価値においてすぐれたもの。利休以前のものを大(...
めいぶつ‐おとこ【名物男】
その地域や社会で独特の存在としてよく知られている男。「わが社の—」
めいぶつ‐き【名物記】
由緒ある茶道具の名称や解説を記した書物。
めいぶつ‐ぎれ【名物切/名物裂】
1 中世から近世初期にかけて、主として中国の宋・元・明から伝来した織物。名物の茶入れ・茶碗などの袋や掛け軸の表装などに用いられ、珍重された。金襴(きんらん)・緞子(どんす)・間道(かんとう)など...
名物(めいぶつ)に旨(うま)い物(もの)なし
名物といわれるものは、えてしておいしくない。名は必ずしも実を伴わないことのたとえ。
めい‐ぶん【名分】
1 立場・身分に応じて守らなければならない道義上の分限。「—を立てる」「大義—」 2 事をするについての表向きの理由。名目。「機構改革を進めるには—に欠ける」
めい‐ぶん【名文】
すぐれた文章。有名な文章。
めい‐ぶん【名聞】
世間での評判や名声。みょうもん。「—にこだわる」
めい‐ぶん【明文】
1 はっきりと規定されてある条文。 2 わかりやすく筋の通った文章。
めい‐ぶん【銘文】
銘として、金石・器物・像などに刻まれた文字・文章。金石文。めいもん。