ひが・む【僻む】
[動マ五(四)] 1 物事を素直に受け取らないで、曲げて考える。自分が不利なようにゆがめて考える。「じゃま者扱いされたと—・む」 2 ゆがんだ考え方をする。考え方がまちがっている。「取りはづし...
まろ・める【丸める/円める】
[動マ下一][文]まろ・む[マ下二] 1 「まるめる1」に同じ。〈和英語林集成〉 2 「まるめる2」に同じ。「何故その頭を—・め給いしぞと恨めしくもなりぬ」〈一葉・たけくらべ〉 3 全体をそれで...
まと・める【纏める】
[動マ下一][文]まと・む[マ下二] 1 ばらばらのものを集めてひとかたまりのものにする。「作文を—・めて本にする」「一年分—・めて払い込む」 2 物事の筋道を立てて整える。「アイデアを—・める...
ひず・む【歪む】
[動マ五(四)] 1 ゆがんだ形になる。いびつになる。ゆがむ。「顔の表情が—・む」 2 テレビ・オーディオなどで歪(ひず)み3が生じる。「スピーカーの高音部が—・む」
[動マ下二] 1 かが...
ひく・める【低める】
[動マ下一][文]ひく・む[マ下二]物事の程度や状態を低くする。「室温を—・める」「声を—・める」⇔高める。
み‐さだ・める【見定める】
[動マ下一][文]みさだ・む[マ下二]見て確かにそれと決める。見きわめる。「真偽のほどを—・める」
いい‐はじ・める【言(い)始める】
[動マ下一][文]いひはじ・む[マ下二] 1 初めて言う。言いだす。「職場に慣れてくると不満を—・める」 2 話し始める。「口ごもりながらも—・めた」 3 異性に言い寄り始める。「裳(も)きしこ...
ねが・う【願う】
[動ワ五(ハ四)]《「ね(祈)ぐ」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」から》 1 神仏に、希望の実現することを祈る。祈請する。願をかける。「神前で合格を—・う」 2 望みがかなうように請い求める。望...
メルセンヌ‐すう【メルセンヌ数】
2の冪(べき)乗から1を引いた形で表される自然数。17世紀フランスの神学者・物理学者メルセンヌが考案。n番目の数はMn=2n−1と表される。このうち、素数であるメルセンヌ数はメルセンヌ素数とよば...
灰(はい)後(おく)・る
紫の染色がさめる。紫色を染めるのに入れたツバキの灰の力が不足して、色がさめる。灰返る。「紫の紙の、年経にければ—・れ古めいたるに」〈源・末摘花〉