舌(した)の根(ね)の乾(かわ)かぬうち
言葉を言い終わるか終わらないうち。前言に反したことを言ったりしたりしたときに、非難して用いる。「—に、もううそをつく」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「舌の根の乾かぬうちに...
しちしょう‐しちきん【七縦七擒】
《三国時代、蜀の諸葛孔明が敵将の孟獲(もうかく)を捕らえては逃がしてやることを7回繰り返した末に、孟獲を心から心服させたという「蜀志」諸葛孔明伝・注の故事から》相手を自分の思いどおりに自由自在に...
七人(しちにん)の子(こ)は生(な)すとも女(おんな)に心許(こころゆる)すな
《「詩経」邶風・凱風から》七人の子をもうけるほど長年連れ添った妻にも、気を許して大事な秘密を打ち明けてはいけない。女には気を許すなということ。
しち‐ゆう【七雄】
日本の戦国時代の七諸侯。織田信長・毛利元就(もうりもとなり)・今川義元・武田信玄・上杉謙信・北条氏康(ほうじょううじやす)・豊臣秀吉のこと。
中国の戦国時代の七強国。秦(しん)・楚(そ)・燕...
し‐ちょう【鷙鳥】
《「鷙」は猛鳥の意》ワシやタカなど、他の動物を捕らえて食う鳥。猛禽(もうきん)。
シディバシール‐モスク【Sidi Bashir Mosque】
インド西部、グジャラート州の都市アーメダバードにあるイスラム寺院。城壁に囲まれた旧市街に位置する。15世紀半ばに建造。「揺れるミナレット」とよばれる、土台を共有する2本のミナレット(尖塔)があり...
し‐なお・す【仕直す/為直す】
[動サ五(四)]改めて同じ事をもう一度する。やりなおす。「掃除を—・す」「計算を—・す」
しに‐かか・る【死に掛(か)る/死に懸(か)る】
[動ラ五(四)]まさに死のうとしている。もうすこしで死にそうである。「おぼれて—・った」
しに‐かけ【死に掛け/死に懸け】
もう少しで死にそうなこと。瀕死(ひんし)。「—のところを助けられる」
しのだ‐づま【信太妻】
浄瑠璃・歌舞伎・歌謡などの一系統で、信太の森の白狐(しろぎつね)が葛の葉姫に化けて安部保名(あべのやすな)と契り一子をもうけたが、正体を知られて古巣に帰ったという伝説を主題としたもの。浄瑠璃「蘆...