こうらん‐けい【香嵐渓】
愛知県豊田市足助(あすけ)町にある渓谷。矢作(やはぎ)川支流の巴(ともえ)川と足助川の合流点手前にある約1キロメートルの渓流。背後に飯盛山がそびえ、その山麓に香積(こうじゃく)寺がある。紅葉の名...
こうぜい‐がみ【行成紙】
藤原行成筆の歌書の料紙に似せてつくった紙。薄い鳥の子紙を薄黄色・萌葱(もえぎ)などに染め、雲母(うんも)で細紋を型置きしたもの。江戸時代に流行し、詩歌の料紙、本の表紙などに使われた。
こけ‐いろ【苔色】
1 染め色の名。濃い萌葱(もえぎ)色。 2 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに濃い萌葱色のもの。
クミッラ【Comilla】
バングラデシュ東部の都市。首都ダッカの東約110キロメートルに位置し、インドとの国境に近い。郊外に、7世紀から13世紀に栄えた仏教王朝のモエナモティ遺跡がある。
こと‐いみ【言忌み】
不吉な言葉を使うのを避けること。「—もえしあへず、もの嘆かしげなるさまの」〈源・浮舟〉
ご‐ぜん【御膳】
1 食膳・食事を丁寧にいう語。御飯。 2 天皇や貴人の食事。「隆方陪膳つとめて候ひければ、—にもえ着かせおはしまさざりけり」〈著聞集・三〉 3 (接頭語的に用いて)飲食物を表す語の上に付いて、最...
くり‐たけ【栗茸】
モエギタケ科のキノコ。秋、クリ・ナラなどの枯れ木に群生。高さ5〜10センチ、傘は褐色。食用。きじたけ。あかんぼう。《季 秋》
くさ‐いろ【草色】
青みがかった緑色。もえぎ色。草葉色。
このめ‐は・る【木の芽張る】
[動ラ四]木の芽が膨らむ。木の芽がもえ出る。「張る」を「春」に掛けて用いることが多い。《季 春》「四方山(よもやま)に—・る雨降りぬれば父母(かぞいろは)とや花の頼まむ」〈千載・春上〉
かた‐い【乞丐】
1 こじき。ものもらい。「—どもの、坏(つき)、なべなど据ゑてをるも、いとかなし」〈かげろふ・上〉 2 人をののしっていう語。物知らず。ばか者。「この楫取(かぢと)りは、日もえ計らぬ—なりけり」...