あけび‐このは【通草木の葉】
ヤガ科のガ。翅(はね)の開張約10センチ、前翅は褐色で枯れ葉に似る。翅を開くと、橙(だいだい)色の地に巴(ともえ)形の黒紋のある後ろ翅が現れる。夜、果実に集まり、汁を吸う。幼虫は芋虫で、アケビ・...
いばり‐ちら・す【威張り散らす】
[動サ五(四)]むやみに威張る。だれにでもえらそうな態度をとる。「地位をふりかざして—・す」
いま‐は【今は】
[連語]《「は」は係助詞》 1 こうなってしまった以上は。「—たれもたれもえ憎み給はじ」〈源・桐壺〉 2 《「今は限り」の略》これが最後である。これが限度だ。→今際(いまわ)「—とて天の羽衣着る...
かが‐みの【加賀蓑】
加賀国から産出した蓑。細い草で作り、上に萌葱糸(もえぎいと)の網を掛けた上品なもの。武士や粋人が着用した。
オクテトラ【Octetra】
イサム=ノグチによるオブジェ・遊具。札幌のモエレ沼公園などに設置されている。穴の空いたコンクリート製の赤い八面体で、単体のものと複数個を積み重ねたものがあり、登ったり穴をくぐったりして遊ぶことが...
オモ‐こくりつこうえん【オモ国立公園】
《Omo National Park》エチオピア南西部にある国立公園。トゥルカナ湖に注ぐオモ川流域西岸に位置する。キリン、ライオン、アフリカゾウ、オリックス、レイヨウなどの野生動物が生息する。ア...
おみなえし【女郎花】
1 スイカズラ科の多年草。日当たりのよい山野に生え、高さ約1メートル。葉は羽状に裂けていて、対生する。夏の終わりから秋に、黄色の小花を多数傘状につける。秋の七草の一。漢方で根を敗醤(はいしょう)...
おもだか‐おどし【沢瀉威】
鎧(よろい)の威の一。オモダカの葉の形に似せて上を狭く、裾開きに、周囲の色と変えておどす。周囲の地色から紫地沢瀉威、萌葱(もえぎ)地沢瀉威などという。
え‐ぎぬ【絵衣】
近世、采女(うねめ)の着用した装束の一。表は椿の花に雲を配した彩色の白練り絹、裏は萌葱(もえぎ)色の無地の生絹(すずし)を用いた。うねめぎぬ。
かえで【楓/槭樹】
《「かえるで(蛙手)」の音変化》 1 ムクロジ科カエデ属の落葉高木の総称。葉は多くは手のひら状に裂けていて、秋に紅葉または黄葉(こうよう)する。実には翼がある。イロハカエデ・トウカエデ・イタヤカ...