もく‐じき【木食/木喰】
木の実や草だけを食べて修行すること。また、その人。
もくじき‐ぶつ【木喰仏】
木喰明満作の一木造の仏像。形式にとらわれない自由な作風で彫られ、全体に丸みを帯び、円満な相を持つ。温和な微笑み浮かべるものは微笑仏(みしょうぶつ)と呼ばれる。約700体が現存。弟子の木喰白道(び...
もくじのせかい【杢二の世界】
笠原淳の短編小説。昭和58年(1983)発表。同年、第90回芥川賞受賞。
もく‐じゅう【黙従】
[名](スル)異議を言わずに服従すること。「己が意志を奴隷となし、偏えに—する者と」〈永峰秀樹訳・代議政体〉
もく‐じん【木人】
木で作った人の像。「立て置きたる—に向って、剣をとりひしぎ」〈太平記・三八〉
もく‐す【木酢】
⇒もくさく(木酢)
もく・す【目す】
[動サ五]「もく(目)する」(サ変)の五段化。「本物とは—・さない」 [動サ変]「もく(目)する」の文語形。
もく・する【目する】
[動サ変][文]もく・す[サ変] 1 目をつける。みなす。「首謀者と—・される」 2 認める。評価する。「だれからも秀才と—・されてきた」 3 注目する。「将来を—・される」
もく・する【沐する】
[動サ変][文]もく・す[サ変] 1 水や湯を頭からかぶる。髪やからだを洗う。「雨に—・し風に櫛ずり」〈織田訳・花柳春話〉 2 恩恵などを受ける。浴する。「同一利益の恩に—・せしめようとは考えな...
もく・する【黙する】
[動サ変][文]もく・す[サ変]物を言うことをやめる。だまる。「—・して語らず」