さく‐もの【作物】
1 名匠の製作した刀剣や器具類。名作の物。 2 農作物。さくもつ。 3 地歌の一種で、こっけいな内容を座興的におもしろおかしく歌ったもの。「荒れ鼠」など。おどけもの。
さくら‐づけ【桜漬(け)】
1 ヤエザクラの花を塩漬けにしたもの。熱湯を注ぎ、桜湯として飲む。《季 春》「いと軽き石のおもしや—/虚子」 2 ダイコン・カブなどを赤梅酢で漬けたもの。
さく‐おう【策応】
[名](スル)互いに策略を通じ合って助け合うこと。示し合わせること。「あいつが、パルチザンと—して、わざと道を迷わしとるのかもしれん」〈黒島・渦巻ける烏の群〉
さし‐ゆる・す【差(し)許す】
[動サ五(四)]「許す」「許可する」をおもおもしくいう語。「出入りを—・す」
さ・く【離く/放く】
[動カ四]間を離す。離して遠ざける。また、仲を隔てる。「行くさには二人我が見しこの崎をひとり過ぐれば見も—・かず来(き)ぬ」〈万・四五〇〉 [動カ下二] 1 に同じ。「天の原踏みとどろかし...
さけ‐ずし【酒鮨】
鹿児島県の郷土料理。地酒と塩で調味した鮨飯と各種の具とを、琉球塗の鮨桶(すしおけ)に交互に詰め、3時間ほど軽く重石(おもし)をかけたもの。
さ・す【止す】
[接尾]《動詞五(四)段型活用》動詞の連用形に付く。 1 しかけていた動作を中途でやめる意を表す。…しかける。「言い—・す」「飲み—・す」 2 していた動作が中途でやんだままの状態であることを表...
然(さ)もないと
もし、そうでないと。そうしないと。「急ぎなさい。—遅れますよ」
然(さ)もな・し
1 そんなことはない。「そこにもしかぞ思しけむ。されど、—・かりし事なり」〈大鏡・道隆〉 2 たいしたこともない。どうということもない。「—・き笛をうやうやしく」〈読・弓張月〉
さつじん‐ざい【殺人罪】
故意に人を殺す罪。刑法第199条が禁じ、死刑または無期もしくは5年以上の懲役に処せられる。 [補説]以前は、直系尊属を殺す尊属殺人の最低刑を無期懲役とする刑法第200条があったが、平成7年(19...