もち【持ち】
1 品質や機能が長い間変わらずに続くこと。「値段は高いが—がいい」 2 所有すること。「—時間」「物—の人」 3 引き受けること。受け持つこと。負担。「費用は先方—だ」 4 歌合わせ・囲碁・将棋...
もち【望】
1 陰暦十五夜の月。満月。もちづき。 2 陰暦で、月の15日。もちの日。「富士の嶺に降り置く雪は六月(みなづき)の—に消(け)ぬれば」〈万・三二〇〉
もち【餅】
《「もちい」の略で、糯(もち)で作ったものの意》糯米(もちごめ)を蒸して臼でついて、種々の形にまとめたもの。正月や節句、祝い事に用いられる。広くは、糯米以外の穀類で作るものをもいう。
もち【糯】
米・粟・黍(きび)などで、炊いたときに粘りけが多く、餅(もち)を作ることができるもの。→粳(うる)
もち【黐】
《「糯(もち)」と同語源》 1 モチノキの別名。《季 花=夏 実=秋》 2 モチノキなどの樹皮を水に漬けてから煮て作る粘りけの強いもの。小鳥などを捕らえるのに使用。とりもち。
もち
[副]「もちろん」の略。「『君も行くかい』『—、行くさ』」