持(も)ちつ持(も)たれつ
互いに助け合うさま。相互に助けたり助けられたりするさま。「—の関係だ」
もち‐づき【望月】
陰暦十五夜の月。特に、陰暦8月の十五夜の月。満月。もちのつき。《季 秋》
もちづき【望月】
姓氏の一。 [補説]「望月」姓の人物望月玉蟾(もちづきぎょくせん)望月三英(もちづきさんえい)望月信亨(もちづきしんこう)
もちづき【望月】
謡曲。四番目物。主君安田友治の敵の望月秋長を討とうとした小沢刑部友房が、安田の妻子に芸をさせ、みずからも獅子を舞い、すきを見て望月を殺す。
もちづき‐の【望月の】
[枕]満月の欠けたところのない意から、「湛(たたは)し」「たれる」「めずらし」にかかる。「—足(た)れる面わに花のごと笑みて立てれば」〈万・一八〇七〉
もちづき‐の‐こま【望月の駒】
平安時代以降、毎年陰暦8月の望月のころ、諸国から献上した馬。「あふさかの関の清水に影見えて今やひくらむ—」〈拾遺・秋〉
もちづき‐の‐まき【望月の牧】
平安時代以降、信濃の望月に設けられた官牧。
もち‐て【持(ち)手】
1 器具を持つためについている把手(とって)。 2 持つ人。持つ役。持ち方。
もち‐て【以て】
[連語]《動詞「も(持)つ」の連用形+接続助詞「て」。「をもちて」の形でも用いられる》道具・方法・材料などを表す。…でもって。「人見ずは我が袖—隠さむを焼けつつかあらむ着ずて来にけり」〈万・二六九〉
もち‐てん【持(ち)点】
競技やゲームで、始める前に参加者一人一人が割り当てられて持っている点数。