くま‐こうえん【熊公園】
《BärenPark》スイスの首都ベルンにある公園。アーレ川湾曲部の土手に位置する。クマはベルンのシンボルで州の紋章にも描かれ、16世紀初頭からニーデック橋のたもとの堀で飼育された。そこが手狭に...
くめ‐の‐さらやま【久米の佐良山/久米の皿山】
岡山県中北部の古い地名。もと久米郡佐良山村、現在は津山市内。[歌枕]「美作(みまさか)や—さらさらにわが名はたてじよろづよまでに」〈古今・神遊びの歌〉
ぐ‐ふう【颶風】
1 強く激しい風。「砲車雲(もとくも)は拡がる、今にも一大—が吹起りそうに見える」〈二葉亭・浮雲〉 2 熱帯低気圧や温帯低気圧に伴う暴風をいう古い気象用語。
くまもと‐くうこう【熊本空港】
熊本県菊池郡菊陽町にある空港。国管理空港の一。昭和46年(1971)新熊本空港として開港、昭和48年(1973)現名称に変更。愛称、阿蘇くまもと空港。→拠点空港
くめ‐まい【久米舞/来目舞】
宮中の儀式歌舞。舞人四人。もと久米氏が、のちには大伴・佐伯(さえき)両氏が大嘗会(だいじょうえ)などに奉仕した。室町末期に廃絶、江戸末期に復興した。
ぐもんけんちゅう【愚問賢注】
南北朝時代の歌論書。1巻。頓阿(とんあ)・二条良基(よしもと)著。正平18=貞治2年(1363)成立。良基の問いに頓阿が答える形式で、歌の本質・風体・本歌取りなどについて説いたもの。
くも‐の‐かけはし【雲の梯】
1 雲がたなびくさまを、かけはしに見立てた語。「天の川—いかにしてふみ見るばかり渡し続けむ」〈落窪・一〉 2 深い谷間の空中高くかけ渡した橋。「水青きふもとの入江霧晴れて山路秋なる—」〈風雅・雑...
くも‐ひじき【雲肘木】
雲形の肘木。雲斗(くもと)とともに飛鳥時代の建築に用いられた。雲形肘木。
雲(くも)は竜(りゅう)に従(したが)い風(かぜ)は虎(とら)に従(したが)う
《「易経」乾卦から》相似た性質を持った者どうしが互いに求め合う。りっぱな君主のもとにはすぐれた臣下が現れるということのたとえ。
く‐めん【工面】
[名](スル)《「ぐめん」とも》 1 いろいろ手段・方法を考えて手はずを整えること。特に、なんとか工夫して金銭を用意すること。算段。「旅費を—する」 2 金回り。ふところぐあい。「—のいい馴染に...