はて‐さて
[感]驚いたり当惑したりしたときに発する語。「—、りっぱなものだ」「—困った」
はしゃぎ‐まわ・る【燥ぎ回る】
[動ラ五(四)]好き放題にふざけ騒ぐ。また、落ち着きなくふざけて歩き回る。「校庭で児童が—・る」「若い頃は歓楽街を—・ったものだ」
ね‐ぞろい【根揃い】
1 根がそろっていること。 2 髪を結ったとき、鬢(びん)や前髪などの根がそろっていること。ねぞろえ。「まことにお上手だね。—から何から、きまったものだ」〈滑・浮世風呂・三〉
ほう‐べん【方便】
[名・形動] 1 《(梵)upāyaの訳。近づく意》仏語。人を真実の教えに導くため、仮にとる便宜的な手段。 2 ある目的を達するための便宜上の手段。「うそも—」 3 (多く「御方便」の形で)都合...
ぼんような‐あく【凡庸な悪】
第二次大戦中に起きたナチスによるユダヤ人迫害のような悪は、根源的・悪魔的なものではなく、思考や判断を停止し外的規範に盲従した人々によって行われた陳腐なものだが、表層的な悪であるからこそ、社会に蔓...
なんに‐も【何にも】
[副]《「なにも」の撥音添加。あとに打消しの語を伴う》まったく。何一つ。「—わからない」 [補説]「なんに」は「なに」に撥音が加わったものだが、表記は「なにも」と読み誤らないよう「何も」ではなく...
善(よ)く言(い)・う
1 十分に言う。「勉強するように—・っておくよ」 2 巧みに言う。「暑さ寒さも彼岸までとは—・ったものだ」 3 たびたび言う。「短気だと—・われる」 4 ぬけぬけと言う。言ってのける。「自分のこ...
よくうつ‐きぶん【抑鬱気分】
悲しい、空しい、憂鬱だ、気が滅入る、気が沈むなど、気分が落ち込んだ状態。鬱病の基本的な症状の一つ。 [補説]抑うつ気分は日常的に誰でも経験するものだが、これに伴って、自信を失う、興味や喜びを感じ...
世(よ)は回(まわ)り持(も)ち
貴賤貧富の運命は、かわるがわる誰にも巡ってくるものだ。天下は回り持ち。
よく‐も【善くも】
[副]「よく」を強めた言い方。賞賛・驚き・意外・憎しみなどの気持ちをそえる。よくまあ。「—こんなに食べたものだ」「—殴ったな」