蛙(かえる)の子(こ)は蛙(かえる)
子は親のたどった道を歩むものだ、また、凡人の子は凡人にしかなれないものだ、の意。
冥土(めいど)にも知(し)る人(ひと)
どんな所へ行っても、知り合いに会うものだということ。また、どんな所でも知り合いはできるものだということ。地獄にも知る人。
さて‐さて
[感]困惑・驚嘆したときなどに発する語。なんとまあ。はてさて。「—、やっかいな事になったものだ」「—、感心な子供もいるものだ」 [副]先を促して問いかけるときの語。それからそれから。それでそ...
癖(くせ)ある馬(うま)に能(のう)あり
一癖あるくらいの者のほうが、すぐれた能力をもっているものだ。すぐれた人は、どこか凡人と異なるところがあるものだ。
弱(よわ)き者(もの)汝(なんじ)の名(な)は女(おんな)なり
《Frailty, thy name is woman!》シェークスピア「ハムレット」の中のせりふ。女とは心変わりするものだ。また、女は、男に比べて弱い立場にあるものだ。
吾(あ)が仏(ほとけ)尊(とうと)し
自分の信じるものだけが何がなんでも尊いとする、他を顧みない偏狭な心をいう。わが仏尊し。
ワルシャワじょうやく‐きこう【ワルシャワ条約機構】
1955年、ソ連とポーランド・東ドイツ・チェコスロバキア・ハンガリー・ブルガリア・ルーマニア・アルバニアなど東欧の社会主義諸国が、ワルシャワで締結した友好・協力・相互援助条約(ワルシャワ条約)に...
こだわ・る
[動ラ五(四)] 1 ちょっとしたことを必要以上に気にする。気持ちがとらわれる。拘泥(こうでい)する。「些細(ささい)なミスに—・る」「形式に—・る」 2 物事に妥協せず、とことん追求する。「素...
子供(こども)は風(かぜ)の子(こ)
子供は活発で、寒風が吹いていても戸外を駆け回って遊ぶものだということ。
こす‐から・い【狡辛い】
[形][文]こすから・し[ク]「狡(こす)っ辛い」に同じ。「もとよりヤリクリをして、—・く世を送っているものだから」〈露伴・骨董〉