門前(もんぜん)の小僧(こぞう)習(なら)わぬ経(きょう)を読(よ)む
ふだん見聞きしていると、いつのまにかそれを学び知ってしまう。環境が人に与える影響の大きいことのたとえ。
もんぜん‐ばらい【門前払い】
1 来訪者に面会せずに、帰らせること。「—を食う」 2 江戸時代の追放刑の中で最も軽いもので、奉行所の門前から追い出すこと。
もんぜん‐まち【門前町】
中世以降、有力な社寺の門前を中心に発達した町。神社の場合は鳥居前町ともいう。善光寺の長野、伊勢神宮の宇治山田など。もんぜんちょう。
もんぜん‐よみ【文選読み】
漢文訓読における読み方の一。同一の漢字・漢語をまず音読し、さらに重ねて訓読する方法。「細細腰支」を「さいさいとほそやかなるようしのこし」と読む類。「文選」を読むのに多用されたところからいう。