やさ‐ぐれ
1 家出人のこと。宿無し。やくざ・不良仲間の隠語。 2 《「ぐれ」を「ぐれる」と解したものか》転じて、無気力でいい加減なこと。投げやりなこと。 [補説]「やさ」は家の意、「ぐれ」の語源は不詳。
へいたいやくざ【兵隊やくざ】
増村保造監督による映画、および同作を第1作とする映画のシリーズ名。原作は有馬頼義の小説「貴三郎一代」(のちに映画にあわせて「兵隊やくざ」に改題)。昭和40年(1965)公開。出演、勝新太郎、田村...
プリズンホテル
浅田次郎の小説シリーズ。やくざが経営するホテルを舞台に、著者自身を思わせる作家、訪れる人々や従業員たちの織り成すさまざまな物語を描く。平成5年(1993)の第1作「プリズンホテル夏」以降、平成9...
だい‐もん【代紋】
やくざの一家を表す紋章。
ちんぴら
1 まだ一人前でないのに大人ぶったり、大物らしく気取ったりする者を、あざけっていう語。「—のくせに生意気を言うな」 2 不良少年少女。また、やくざなどの下っ端。「町の—」
でいり‐ば【出入り場】
1 ひいきにされていつも出入りしている得意先。「何処かの—の息子か、乃至若い者なぞに出会(であう)わサ」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 やくざなどのけんか場。
で‐いり【出入り】
[名](スル) 1 出たりはいったりすること。ではいり。「人の—がはげしい」「トラックが—する」 2 商売などのために、頻繁にその家や会社を訪れること。「—の業者」「卒業後も研究室に—する」 3...
とせい‐にん【渡世人】
ばくちうち。博徒。やくざ。
ぶらいへいや【無頼平野】
つげ忠男の漫画。昭和50年(1975)発表。一人の女性をめぐってやくざ組織と対決する無頼漢の姿を描く。平成7年(1995)、石井輝男監督・脚本により映画化。出演、加勢大周、岡田奈々、佐野史郎ほか。
ばくちうちそうちょうとばく【博奕打ち総長賭博】
山下耕作監督、笠原和夫脚本によるやくざ映画の題名。昭和43年(1968)公開。全10作を数えた「博奕打ち」シリーズの4作目。出演、鶴田浩二、若山富三郎、藤純子(富司純子)ほか。