やま‐たず【山たづ】
ニワトコの古名。
やまたず‐の【山たづの】
[枕]ニワトコの枝葉が対生している意から、「むかふ」にかかる。「—迎へ参(ま)ゐ出む君が来まさば」〈万・九七一〉
やま‐たちばな【山橘】
1 山に生えるタチバナ。野生のタチバナ。 2 ヤブコウジの別名。《季 冬》 3 植物ボタンの別名。
やまたに‐かぜ【山谷風】
山の斜面に沿って吹く風。日中に谷底から山頂へ向かって吹き上がる谷風が、夜間になると山風となって谷底へ吹き下ろすもの。斜面風。
やまた‐の‐おろち【八岐大蛇】
日本神話にみえる頭と尾が八つずつある巨大な蛇。出雲の簸川(ひのかわ)上流にいて、大酒を好み、毎年一人ずつ娘を食ったが、素戔嗚尊(すさのおのみこと)がこれを退治して奇稲田姫(くしなだひめ)を救い、...