くい‐つな・ぐ【食い繋ぐ】
[動ガ五(四)] 1 限られた食糧を少しずつ食べて生き延びる。「乾パンで—・ぎながら救助を待つ」 2 やりくりしながら、ある期間生活を続ける。「アルバイトをして—・ぐ」
きり‐まわ・す【切(り)回す】
[動サ五(四)] 1 中心になって物事を処理する。また、巧みにやりくりする。「店をひとりで—・す」 2 物のまわりを切る。「髪を禿(かぶろ)に—・し」〈平家・一〉 3 あちらこちらを切る。また、...
かん‐べん【勘弁/勘辨】
[名](スル) 1 他人の過失や要求などを許してやること。堪忍。「今度だけは—してやる」「保証人になる話は—してもらった」 2 物事のよしあしをよく考えること。「心身の不完全は…其人の罪にあらざ...
かね‐づまり【金詰(ま)り】
金銭のやりくりがつかなくなること。資金が欠乏すること。
しきん‐ぐり【資金繰り】
資金の調達・運用。資金のやりくり。かねぐり。「—に苦しむ」
しょたい‐やつれ【所帯窶れ】
[名](スル)家計のやりくりや家事などで苦労が絶えず、やつれた様子になること。
やり‐く・る【遣り繰る】
[動ラ五(四)]やりくりをする。不十分なものを工面して都合をつける。「此の貧乏世帯を—・って呉れ」〈露伴・付焼刃〉
万障(ばんしょう)繰(く)り合(あ)わ・せる
いろいろな支障をうまくやりくりして都合をつける。「—・せて駆けつける」
ひと‐ぐり【人繰り】
1 限られた人員をやりくりして必要な箇所に配置すること。また、その仕事。「機長の急病で—がつかない」 2 人の手で、繭や綿花から糸を引き出す作業。「—器械製糸」
ねん‐しゅつ【捻出/拈出】
[名](スル) 1 知恵をしぼって考え出すこと。「新しいアイデアを—する」 2 やりくりして、金銭・時間などをつくること。「旅費を—する」「時間を—して後輩に会う」