もち‐こし【持(ち)越し】
1 残して次へ送ること。「結論は—となった」 2 消化されずに胃の中に残っているもの。また、二日酔い。「さんざ朝寝をして、やれ—だの頭痛だのとぬかして」〈滑・浮世風呂・三〉
モチーフ【(フランス)motif】
《「モティーフ」とも》 1 文学・美術などで、創作の動機となった主要な思想や題材。 2 音楽で、固有の特徴・表現力をもち、楽曲を構成する最小単位となる音型。動機。 3 毛糸編みやレース編みで、い...
ものを
[接助]《「ものを」
から》活用語の連体形に付く。 1 愚痴・恨み・不平・不満・反駁(はんばく)などの気持ちを込めて、逆接の確定条件を表す。…のに。…けれども。「これほど頼んでいる—、なぜ引き...
や
[助動]《敬語の助動詞「やる」の命令形「やれ」の音変化》…なさいな。「早う寝や」〈浄・曽根崎〉
ヤサワ‐しょとう【ヤサワ諸島】
《Yasawa》フィジー諸島、ビチレブ島北西沖に位置する諸島。北東から南西にかけて80キロメートルにわたって並び、六つの火山島と周辺の小島群からなる。最大の島はナビティ島。タートルアイランドの名...
や‐じり【家尻】
家・蔵などの後ろのほう。「出入りの不自由にないやうに、—をば大きく切りやれ」〈黄・金生木〉
やせい‐ぜつめつ【野生絶滅】
レッドリストやレッドデータブックで、生物の種を絶滅の危険性の高さによって分類したカテゴリー項目の一。絶滅の次に危険度が高い。飼育・栽培下でのみ存続している種、または本来の分布域外に帰化した状態で...
やぶれ‐ぞうり【破れ草履】
すり切れて、ぼろぼろになった草履。やれぞうり。
やぶれ‐め【破れ目】
物の破れているところ。やれめ。
やぼ【野暮】
[名・形動]《語源未詳。「野暮」は当て字》 1 人情の機微に通じないこと。わからず屋で融通のきかないこと。また、その人やさま。無粋(ぶすい)。「—を言わずに金を貸してやれ」「聞くだけ—だ」⇔粋(...