やまんば【山姥】
謡曲。五番目物。世阿弥作とされる。山姥の曲舞(くせまい)の名人で百万(ひゃくま)山姥とよばれる遊女が、善光寺詣での途中、山で道に迷っていると、本物の山姥が現れ、曲舞を舞って山巡りのさまを見せる。...
やまんば‐もの【山姥物】
歌舞伎舞踊の一系統。能「山姥」、およびそれに基づく近松門左衛門の浄瑠璃「嫗(こもち)山姥」によったもの。常磐津(ときわず)・富本・清元など数多くあるが、常磐津「薪荷雪間市川(たきぎおうゆきまのい...
やみ【止み】
続いてきた事態が終わること。とまること。「小(こ)—」「沙汰(さた)—」
やみ【病み】
病むこと。また、病気の状態。多く名詞に付いて複合語をつくる。「目—」「気—」
やみ【闇】
1 光のささない状態。暗いこと。「—に包まれる」 2 闇夜。「文化五年の辰年のこんな—の晩に」〈漱石・夢十夜〉 3 思慮分別がつかないこと。「心の—」 4 知識がないこと。「母の言葉の放った光に...
やみ‐あがり【病み上(が)り】
1 病気のあとで、体力がもとに戻っていない状態。また、その状態の人。 2 (比喩的に)危機的状況は脱したが、まだ原状回復には至っていない状態。「—から黒字転換を目指す」
やみ‐あきない【闇商い】
法を犯して行われる商売。闇取引の商い。
やみ‐あし【病み足】
病気にかかっている足。
やみ‐いち【闇市】
闇取引の品物を売る店が集まっている所。第二次大戦直後、各地にできた。闇市場。
やみ‐ウェブ【闇ウェブ】
「ダークウェブ」に同じ。