やき‐じく【焼(き)軸】
筆の軸をところどころいぶして黒くしたもの。
やき‐すぎ【焼(き)杉】
杉材の表面を焦がし、磨いて木目を凸状に表したもの。器物・下駄などに用いる。
やき‐す・ぎる【焼(き)過ぎる】
[動ガ上一][文]やきす・ぐ[ガ上二]過度に焼く。また、必要以上の数量を焼く。「—・ぎて焦げる」「—・ぎて食べ切れない」
やき‐す・てる【焼(き)捨てる】
[動タ下一][文]やきす・つ[タ下二]焼いて捨てる。焼却する。「古い手紙を—・てる」
や‐きず【矢傷/矢疵】
矢が当たってできた傷。
やき‐せっこう【焼(き)石膏】
石膏を加熱し、脱水して得られる白色の粉末。水を加えると発熱・膨張して固まり、石膏に戻る。石膏細工や建築・歯科材料などに使用。しょうせっこう。
やき‐そば【焼き蕎麦】
蒸した中華そばに肉・野菜などを加えて油でいためたもの。また、揚げた中華そばに肉・野菜入りのあんをかけたもの。
やきそば‐パン【焼き蕎麦パン】
おかずパンの一。ソース焼きそばをはさんだパン。
やき‐たち【焼き太刀】
《「やきだち」とも》焼き鍛えた太刀。「—の稜(かど)打ち放ち大夫(ますらを)の祝(ほ)く豊御酒(とよみき)に我酔ひにけり」〈万・九八九〉
やきたち‐の【焼き太刀の】
[枕] 1 太刀を身辺に添える意から、「辺(へ)付かふ」にかかる。「—辺付かふことは幸(さき)くや吾が君」〈万・六四一〉 2 焼き鍛えた太刀は鋭い意から、「利(と)」にかかる。「—利心も我は思ひ...