ゆう・す【幽す】
[動サ変]とじこめる。幽閉する。「或は—・し或は死流し暴政日々に募るを」〈染崎延房・近世紀聞〉
ゆう・す【揖す】
[動サ変]上体をかがめて会釈する。また、あいさつする。「某氏を—・し、之(これ)を送り出だせしとなり」〈中村訳・西国立志編〉
ゆう‐すい【幽邃】
[名・形動]景色などが奥深く静かなこと。また、そのさま。「—な深林にその住居を構えることも」〈有島・惜みなく愛は奪ふ〉
ゆう‐すい【湧水】
地中から水が自然にわき出ること。また、その水。わきみず。
ゆうすいしょうたい‐がんないレンズ【有水晶体眼内レンズ】
眼球内に挿入される人工レンズ。また、それによる屈折矯正手術の総称。水晶体を残したまま、前房(角膜と虹彩の間)、または後房(虹彩と水晶体の間)に挿入する。角膜が薄い、強度の近視・乱視などの理由でレ...
ゆうすい‐ち【遊水池/遊水地】
洪水時に、河川から水を流入させて一時的に貯留し、流量の調節を行う池・湖沼。また、同様の目的で使う空き地・原野など。 [補説]河川法では第6条の河川区域を定める条文で、「堤外の土地(政令で定めるこ...
ゆう‐すう【有数】
[名・形動]取り上げて数えるほどにおもだって有名であること。また、そのさま。屈指。「日本で—な(の)植物園」「世界—の画家」
ゆう‐すげ【夕菅】
ススキノキ科の多年草。山野に自生し、高さ約1メートル。葉は線形。初夏、鮮やかな淡黄色のユリに似た花が咲き、夕方開いて翌朝しぼむ。きすげ。《季 夏》
ゆう‐すず【夕涼】
夕方の涼しさ。また、その時分。《季 夏》「—に農婦農衣のエモン抜く/草田男」
ゆう‐すずみ【夕涼み】
[名](スル)夏の夕方、屋外や縁側などに出て涼むこと。「縁台で—する」《季 夏》「芭蕉様の臑(すね)をかじって—/一茶」