ゆうゆう‐かんかん【悠悠閑閑/優優閑閑】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりと落ち着いているさま。のんきにかまえるさま。「—と毎日を過ごす」
ゆうゆう‐じてき【悠悠自適】
[名](スル)世間のことに煩わされず、自分の思いのままに暮らすこと。「—の生活」
ゆうゆう‐ふだん【優遊不断】
[形動][文][ナリ]「優柔不断(ゆうじゅうふだん)」に同じ。
ゆう‐よ【有余】
1 余りがあること。余分。「気の毒に思うて—の金を給するは」〈福沢・文明論之概略〉 2 《「有」はその上また、の意》数を表す語に付いて、それより少し多い意を表す。「五年—の歳月」
ゆう‐よ【猶予】
[名](スル) 1 ぐずぐず引き延ばして、決定・実行しないこと。「もはや一刻の—も許されない」「—している場合ではない」 2 実行の日時を延ばすこと。「返済を一か月間—する」「執行—」
ゆう‐よう【有用】
[名・形動]役に立つこと。また、そのさま。「社会に—な(の)人材」⇔無用。
ゆう‐よう【有要】
[名・形動]非常に大切なこと。また、そのさま。肝要。緊要。「国家—の事実を」〈田口・日本開化小史〉
ゆう‐よう【悠揚】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとしてこせこせしないさま。落ち着いているさま。「—たる物腰」「—迫らぬ態度で対する」 [名]ゆるやかにあがること。また、はるか遠くまで届くこと。「梵音雲...
ゆうよう‐こんちゅう【有用昆虫】
人間の生活に役立つ昆虫、およびその生産物を利用できる昆虫。益虫のほか、食用・愛玩用のものも含めていう。
ゆうようざっそ【酉陽雑俎】
中国、唐代の随筆集。20巻、続集10巻。段成式(だんせいしき)著。860年ごろ成立。古今の神話・伝説・故事・風俗・儀礼など多分野にわたる異聞を記す。