ゆい‐いれ【結納】
《「言い入れ」を「ゆいいれ」となまり、「結納」を当てたもの》「ゆいのう」に同じ。「婚礼の—に」〈艶道通鑑〉
ゆい‐かい【遺戒/遺誡】
死後に残す訓戒。遺訓。「九条殿の—にも侍る」〈徒然・二〉
ゆい‐から・げる【結い絡げる】
[動ガ下一][文]ゆひから・ぐ[ガ下二]結び束ねる。結んでからげつける。「長い髪を—・げる」
ゆい‐がい【遺骸】
「いがい(遺骸)」に同じ。「入道泣く泣くその—を煙となし」〈太平記・四〉
ゆいが‐どくそん【唯我独尊】
1 「天上天下(てんじょうてんげ)唯我独尊」の略。 2 自分一人が特別にすぐれているとうぬぼれること。ひとりよがり。
ゆい‐が‐はま【由比ヶ浜】
神奈川県鎌倉市の相模湾に面する砂浜海岸。稲村ヶ崎から飯島ヶ崎に至るが、滑川から東は材木座海岸ともいう。海水浴場。
ゆい‐がみ【結(い)髪】
結った髪。けっぱつ。
ゆいが‐ろん【唯我論】
⇒独我論(どくがろん)
ゆい‐きょう【遺教】
《「ゆいぎょう」とも》 1 教えをのちの世に残すこと。また、その教え。 2 釈迦(しゃか)の説いて残した教え。仏教のこと。「これより漢土の仏法は弘まりて—今に流布せり」〈太平記・二四〉
ゆいきょうぎょう【遺教経】
大乗経典。梵本やチベット訳は現存しない。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳。1巻。釈迦が涅槃に入る前に最後の教えを垂れたことを内容とし、戒を守って五欲をつつしみ、定(じょう)を修して悟りの智慧を得ること...