どじょう‐せん【泥鰌筌】
ドジョウを捕らえるための筌(うえ)。細い竹を筒状に編み、入ったドジョウが出られないように両端に弁をつけ、水底に沈めておく。
とし‐おんな【年女】
その年の干支(えと)に当たる女性。節分の豆まきをするようになったのは近年に生じた風潮。→年男
とじ‐こ・める【閉(じ)込める】
[動マ下一][文]とぢこ・む[マ下二]戸などをしめて中から出られないようにする。押しこめる。「一室に—・める」
年(とし)には勝(か)て◦ない
年を取ると、健康や体力が思うようにならない。「やる気は十分だが—◦ない」
とけ‐こみ【溶(け)込み】
1 まわりの物質になじませること。溶け込むこと。「—溶接」 2 法令などを部分的に改正すること。追加や削除ではなく、もとの文章になじませるように修正するところから。「—方式」
とこ‐はつはな【常初花】
いつも初めて咲いたように美しい花。「比(たぐ)へれどいやなつかしく相見れば—に心ぐしめぐしもなしに」〈万・三九七八〉
何処(どこ)吹(ふ)く風(かぜ)
自分には全く関係・関心がないというように、知らん顔をすること。「—と聞き流す」
ところてん‐しき【心太式】
ところてん突きで突き出されるように押されて自然に先へ進むこと。また、そういう方式。「—に大学に進む」
ど‐さい【駑才】
《「どざい」とも》 1 駑馬のように、愚かで鈍い才能。また、その人。鈍才。 2 自分の才能をへりくだっていう語。非才。
とび‐で【飛出】
能面の一。口を大きく開け、目を飛び出すように見開いた、神体を現す面。大飛出と小飛出とがあり、脇能や切能(きりのう)の後ジテに用いる。