えも‐いわ◦ず【えも言はず】
[連語] 1 なんとも言いようがないほどである。なんとも言いようがないほどすばらしい。「花も—◦ぬ匂ひを散らしたり」〈源・胡蝶〉 2 口に出しては言えないほどよくない。「築泥(ついひぢ)、門の下...
えい【栄〔榮〕】
[音]エイ(漢) ヨウ(ヤウ)(呉) [訓]さかえる はえ はえる [学習漢字]4年 1 草木が盛んに茂る。「栄枯」 2 物事がさかえる。「栄華/共栄・清栄・盛栄・繁栄」 3 ほまれ。名誉。「栄...
エア‐マント
《(和)air+(フランス)manteau》鉱山の坑内などに設ける装置。釣り鐘形でマントのようになっていて、事故で空気が欠乏したとき、この装置に入って空気が吸えるようにできているもの。
えんがん‐こけい【燕頷虎頸】
《「後漢書」班超伝から。燕(つばめ)のような頷(あご)と虎(とら)のような頭を持った人の意》遠国で諸侯となるべき人の顔つき。封侯(ほうこう)となるべき貴人の相。燕頷虎頭。
うん‐きゃく【雲脚】
1 雲が流れ動くこと。また、その速さ。くもあし。 2 垂れ下がったように見える雲。くもあし。 3 粗悪な抹茶。点茶の際に泡沫が浮き雲のように早く消えてしまうところからいう。 4 「香煎(こうせん...
うんしん‐げっせい【雲心月性】
雲や月のように高く澄んだ心。世俗の名誉や利益を求めようとしない、無欲で清らかな心。
うん‐じょう【雲上】
《古くは「うんしょう」》 [名] 1 雲の上。 2 一般から離れた所。特に、宮中。「急ぎ大しうを—へ召され」〈伽・七草草紙〉
[形動ナリ]ようすや態度が高貴なように見えるさま。また、偉そうな...
うん‐すい【雲水】
《「行雲流水」の略》 1 雲が定めなく行き、水が流れてやまないように、一所にとどまらない自由な人。また、そのような境涯。 2 行方を定めないで諸国を行脚する修行の僧。雲水僧。雲衲(うんのう)。
エア‐ギター【air guitar】
ロックなどの音楽に合わせて、実際には手にしていないギターを弾くような真似をすること。また、そのようにして演奏の真似をする、架空のギター。
絵(え)に描(か)いた餅(もち)
《どんなに巧みに描いてあっても食べられないところから》何の役にも立たないもの。また、実物・本物でなければ何の値打ちもないこと。画餅(がべい)。 [補説]「絵に描いたよう」と混同して「絵に描いたよ...