よ‐さ【夜さ】
よる。よさり。「—のとまりはどこが留りぞ」〈虎寛狂・靫猿〉
よ‐さ【良さ/善さ/好さ】
よいこと。よい状態。また、その度合い。「盆栽の—が分かる年になる」「人柄の—がにじみ出た文章」
よさ‐げ【良さげ/善さげ】
[形動]《形容詞「よい」の名詞形「よさ」に接尾語「げ」の付いた語》俗に、よさそうなようすだ。よさそうである。「けっこう—な番組」「気持ち—に歌う」→さりげない[補説] →何気ない[補説]
よさ‐こい
《「よ(夜)さりこ(来)い」の音変化》「よさこい節」の略。
よさこい‐ぶし【よさこい節】
高知県の民謡。古くから歌われていたが、幕末、高知城下に起こった僧純信と鋳掛け屋の娘お馬との恋愛事件からとった歌詞が有名。座敷歌として全国に広まった。曲名は歌の最後の囃子詞(はやしことば)「よさこ...
よさこい‐まつり【よさこい祭】
高知県高知市で8月10、11日に行われる祭り。よさこい節やそれをアレンジした楽曲に合わせ、両手に鳴子を持って練り踊る。昭和29年(1954)に始まった。
よさ・す【寄さす/任さす】
[動サ四]《動詞「よ(寄)す」の未然形+尊敬の助動詞「す」から。後世「よざす」とも》おまかせになる。委任なさる。「皇神等(すめがみたち)の—・しまつるが故に」〈祝詞・祈年祭〉
よ‐さつ【予察】
[名](スル)あらかじめ感じとること。前もって推察すること。「気象を—する」
よさの【与謝野】
姓氏の一。 [補説]「与謝野」姓の人物与謝野晶子(よさのあきこ)与謝野鉄幹(よさのてっかん)与謝野寛(よさのひろし)
よさ‐の‐うみ【与謝の海】
京都府北部の宮津湾奥にある阿蘇海(あそかい)のこと。[歌枕]「思ふ事なくてぞ見まし—の天の橋立都なりせば」〈千載・羇旅〉