よ‐だき【夜焚き】
《「よたき」とも》夜、集魚灯をともし、光に集まってきた魚をとる漁法。《季 夏》
よ‐たけ【裄丈】
《「よだけ」とも》着物の裄(ゆき)の長さ。ゆきたけ。ゆだけ。
よ‐だけ【節竹】
節(ふし)のある竹。よい竹、または若い竹、また単に竹の意などの説がある。「泊瀬の川ゆ流れ来る竹のい組竹—」〈継体紀・歌謡〉
よ‐だけ・し【弥猛し】
[形ク] 1 ぎょうぎょうしい。「おのづから—・くいかめしくなるを」〈源・行幸〉 2 億劫(おっくう)である。「籠もり侍れば、よろづ初々しう—・くなりにて侍り」〈源・行幸〉
裄丈(よたけ)も無(な)・い
着物のゆき丈にも及ばない。幼いこと、小さいことにいう。「—・い者たたいて何になる」〈伎・幼稚子敵討〉
よ‐だち【夜立ち】
[名](スル)夜、出発すること。
よ‐だつ【与奪/予奪】
[名](スル) 1 与えることと奪うこと。与えたり奪ったりすること。「生殺—の権」「英米諸政党が其勝敗によりて政権を—せらるるは」〈加藤弘之・人権新説〉 2 指揮したり指図したりすること。「楽人...
よ‐だ・つ【弥立つ】
[動タ五(四)]《「いよだつ」の音変化。多く上に「身の毛」を伴って用いる》恐怖または寒さのために、ぞっとしてからだの毛が立つ。「身の毛が—・つ話」
よ‐だ・つ【夜立つ】
[動タ四]夜に旅立つ。「大君の命(みこと)恐(かしこ)みかなし妹(いも)が手枕(たまくら)離れ—・ち来ぬかも」〈万・三四八〇〉
よ‐だり【涎】
1 鼻汁や涙など、流れて垂れるもの。「—を以て青和幣(あおにぎて)となす」〈神代紀・上〉 2 「よだれ」に同じ。「歯落ちて—を垂る」〈今昔・一・六〉