イオン‐でんりゅう【イオン電流】
運搬電流の一。イオンの運動によって生じる電流。電解質溶液、溶融塩のイオン、イオン化したガスなどに見られる。
イオン‐プレーティング【ion plating】
物理気相成長法の一。原料をプラズマや真空放電でイオン化または励起状態にして電場によって加速し、負電位にした基板に薄膜を蒸着させる。酸化膜を形成するため通常のめっきが困難なチタンやアルミニウムなど...
イオン‐メーター【ion meter】
溶液中のイオン濃度を測定する機器。カルシウム、弗素(ふっそ)、塩素、硝酸など、イオンの濃度差によって生じる電位差から濃度が求められる。測定対象以外のイオンの影響を受ける場合がある。
い‐か【異化】
[名](スル) 1 《dissimilation》音変化の一種。同じ音、あるいは調音上類似している音が一語の中にあるとき、一方が別の音に変わる現象。「ナナカ(七日)」が「ナヌカ」または「ナノカ」...
いかく‐しょく【威嚇色】
動物の標識色の一。奇妙な色や斑紋(はんもん)によって、捕食者の攻撃をかわすと考えられるもの。ガの翅(はね)やチョウの幼虫の眼状紋など。
いかく‐せつ【威嚇説】
刑法理論で、刑罰の目的や機能を威嚇にあるとし、それによって犯罪が予防されると考える学説。
いか‐ん【如何/奈何】
《「いかに」の音変化》 [名]事の次第。なりゆき。ようす。「理由の—によっては」「事の成否は君の協力—による」
[副]文末に用いて、状態などについての疑問を表す。どんなであろうか。「君の心境や—」
いきか‐ちかく【閾下知覚】
閾下の刺激によって生じる知覚。この心理的効果を広告などに利用することがある。サブリミナルパーセプション。→サブリミナルアド
い‐ぎ【意義】
1 言葉によって表される意味・内容。「その語の本来の—」 2 その事柄にふさわしい価値。値うち。「—ある生活」
いぎょう‐どう【易行道】
仏語。阿弥陀仏の慈悲の力をたのみ、その救いによって極楽浄土に往生する修行。また、その教え。他力門をいう。⇔難行道。