よな‐むし【米虫】
コクゾウムシの古名。〈和名抄〉
よな‐よな【夜な夜な】
《「な」は接尾語》 1 (多く副詞的に用いる)夜が来るごとに起こること。毎晩。夜ごと。「—悪夢にうなされる」 2 多くの夜。夜々。「独り大殿ごもる—多く」〈源・若菜下〉
よならべ‐て【夜並べて】
[副]毎夜。夜ごとに。「—君を来ませとちはやぶる神の社(やしろ)を祈(の)まぬ日はなし」〈万・二六六〇〉
よ‐な・れる【世慣れる/世馴れる】
[動ラ下一][文]よな・る[ラ下二] 1 世間の事情に通じている。世故にたける。「—・れた物腰」 2 異性との交際に通じている。「怪しく様変はりて—・れたる人ともおぼえねば」〈源・夕顔〉
よ‐なん【余難】
そのほかの災難。後に残る難儀。